ハゲで鬱で無職ですけど婚活してます

全頭脱毛症・鬱病・無職の3重苦をかかえて婚活をしている女のブログです

      

脱毛症のカミングアウト

   

      

昨日の「職場でカツラが気づかれてしまう」という記事にアドバイスをいただき、本当にありがとうございます。
→仕事

アドバイスの中に、「気づかれる前に、先に自分からカミングアウトしてみたらどうですか?」というものがありました。
でも、本当に申し訳ないのですが、私にはそれはできないのです。

理由は、元々オープンな明るい性格ではないので、自分のことを話すのが苦手なのもあります。

私は「脱毛症」というキーワードを、まださらっとは言えません。
話している間に泣いてしまいそうで、相手を困らせる可能性があります。

それに昔、こんなことがあったのです。

以前の会社でのことです。

オフィス

仲良くしていたはずの40歳過ぎのお局様が、私のカツラに気がついたようで、ジロジロと遠慮のない視線を送ってくるようになりました。
すぐに、お局様の仲間達も同じように、私のうなじや生え際をチェックするように見てくるようになりました。

次に、大勢がいる場所(女性社員のみ)で、会話の中で不自然にプロペシア(AGAの治療薬)をすすめてきたり、カツラの芸能人の話をわざわざ出してきたりしました。
お局軍団は、それを聞いていて、ニヤニヤ笑っていました。

次にやられたことは、「マロちゃん」という、あだ名を付けられました。
最初は「え?なにそれ?」と思ったのですが、後に「綾小路きみまろ」さんが由来だと知りました。

これらのことを、実に巧妙に、周囲の男性社員にわからないようにやってくるのですよ。
すごいですよね?(苦笑)

心の中では、悔しくて、悲しくて、死にたくなるほど落ち込みましたが、それでも私は、素知らぬ顔して、気にしていない風をよそおい続けました。
毅然としていれば、お局軍団もじきにつまらなくなって、いつか意地悪を止めると思ったのです。

でもお局様は、かえってその私の様子が気に入らなかったのか、ある日、ついに直接対決してきたのです。

「ねえ?そこ、変だよ?」と、自分のうなじのあたりを指して言ってきたのです。

その時、私は髪を後ろでゆるく一本に結んでいたのですが、うなじのおくれ毛の感じが、よく見ればやはり普通の人と違います。
それを指摘してきたわけですね。

お局様の顔は「もう言っちゃいなよ?みんな知っているよ?」という感じに圧迫してくるように見えました。

だから私は、仕方なくカミングアウトしました。
無理矢理カミングアウトするように、追い詰められた形ですよね。

カミングアウト後も、「きっかけは?」「なんの病気?」「いつから?」「治療は?」「精神病?」等、色々詮索されました。

はっきり言って、もう信用ならない人だと分かっていたので、適当に答えましたが(それでも言うことが辛くて泣いてしまいました)、その内容は、あっという間にお局様の仲間達に知れ渡りました。

この苦い経験は、私の中で深い傷となり、今でもじくじくと痛み続けています。

こんな心無い、悪意に満ちた人は、少数派だとは思います。
普通は、こんなこと、無いと、思いたいです。

こんな風にされてしまう私にも、なんらかの問題があるのかもしれません。
私に全く非が無いとは思っていません。

でもこの経験が、「もう絶対にカミングアウトしたくない」という私の気持ちを、強固なものにしました。

カツラかな?と好奇心を持ち、やっぱりカツラだと分かれば、今度は理由を知りたくなり、理由を知れば今度はそこに隠された闇や苦悩を知りたくなり、無神経に追求せずにはいられない。

詮索せずにはいられない。
面白い情報を得れば、噂話せずにはいられない。

こういう人は、どこの世界にも一定数はいるようです。
まさに「人の不幸は蜜の味」ですよね。

そんな人達に、「おいしいネタを提供したくない」という意味でも、絶対に教えたくないのです。

世の中、こんな悪い人ばかりじゃないと思います。

現にここにコメントをくださる方は、暖かい方ばかりです。
私は本当に励まされています。

でも、カミングアウトは慎重にしたい。
信頼できる人だけにしたい。
自分が納得できる形でしたい。

その気持ちは変わらないのです。

アドバイスくださった方、もしこの記事で嫌な思いをされてしまったら、申し訳ありません。

親身に考えてくださったお気持ちは、充分に伝わっています。
本当にありがとうございます。

     

お読みいただきありがとうございます。

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 - ウィッグ, 雑談

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Comment

  1. るる より:

    お気になさらないで下さい。
    それが出来たらそんなに悩まれないかな、と思いつつ、選択肢の一つとしてあるよ、という意味合いで投稿させて頂きました。こちらこそ出過ぎた真似をして申し訳ございませんでした。

    私はエリコさんとは異なり、すこぶる明るく気が強い方ですので、エリコさんの気持ちは正確に理解できていないかと思います。
    そんな私でもリストカットした過去などありますので、感受性豊かなエリコさんなら、周囲から受ける影響は計り知れないものだろうなと思います。

    しかしながら、社会に出れば、エリコさんが出会ったような人たちも、どうしても存在してしまいます。その人たちが良いとは決して思いませんが、殲滅する事は難しいと思います。
    そう言った意味で、いつか、気楽に返せるようになったなら、少しは楽になるのかな?と思ったまでです。

    今できる事、出来ない事、エリコさんにとって良いこと、そうでないこと、いろいろあると思います。
    お気になさらず、ご無理のないよう、お過ごしくださいませ。

    • エリコ より:

      るる 様

      確かに、私自身が強くなって、そういった人達に負けない性格になるのが、1番の解決方法ですよね。
      そうしたら、職場を選ぶ必要もなくなりますものね。
      そう思って何年間か、お局様軍団に対抗したのですが、「気にしていないフリはできるけど、本当の意味で気にしないでいるということはできない」ことに気がついて、退職を決めたのです。
      意地の悪い人をはねのけるほど、強い人になりたいです。

      るるさんの優しいお気持ちが本当にありがたかったので、この記事を書くのに少し勇気がいりました。
      出過ぎた真似なんて思ってないので、今後もなにかあったら、気兼ねなく教えて欲しいです。
      ありがとうございます。

  2. より:

    訪問介護とかどうなの?知人がやってるけど極力人と関わらないらしいよ。年寄りの相手は面倒そうだけどね。
    うちの父親もハゲ散らかしてるくせに威張ってるからハゲは嫌いだったけど、謙虚で素直なアンタは嫌いじゃないよ。
    無理はするな。

    • エリコ より:

      あ 様

      そんなふうに言ってもらえるなんて…。
      嬉しくて言葉にならないです。

      私は両親ともあまりうまくいってないですし、仲の良かった友達ともあまり会っていません。
      自分から、あえて人を遠ざけてしまったのですが、それゆえ相談できる相手もいません。
      だからここで、色んな方に色んな意見をいただくことが、本当にありがたいのです。
      率直なあさんの意見も、私にとっては自分以外の考え聞ける、貴重な機会です。
      今後もなにかあったら、言ってください。
      ありがとうございます。

  3. さっきー より:

    私も多発性円形脱毛症歴5年の25歳です。市役所に勤務してから5年間、ウィッグと地毛を繰り返し、今はウィッグです。
    もちろん、陰口を言われることもありますし、気づいてる人は気づいています。呼び出されて、ウィッグか確認されたこともありました。
    そういう人はみんな、好奇心と、他人の不幸を喜んでいる、それだけです。
    ましてや私の仕事は、辞める人がほとんどいませんし、私も辞めるつもりはないので、完治しない限り、定年までそういったことはあると思います。
    でも、私は一切気にしていません。
    厳密には、気にしなくなりました。

    職場のなかには、理解してくれる人は少数います。職場のそとには、もっと理解してくれる人がいます。

    私にとって、ウィッグは、心から付き合っていける人を見極めるアイテムだと思ってます。
    ポジティブシンキングです。
    エリコさん、絶対治りますよ!治しましょう!!内面から、生やすパワーを作っていきましょう!
    ひとりじゃないですよ、私も仲間です。

  4. なつみ より:

    以前にコメントをした脱毛症の中学生です。覚えているでしょうか?エリコさんの話を聞いて胸が痛みました。私もウィッグを使っているのですがやはり周りの視線が気になります。まわりがヒソヒソ話をしていると私のことを言ってるんじゃないかとか考えちゃったりします。
    私の周りはいじめとかはないのですが仲良い友達はどう思っているのだとか同じ学校の子はどう思っているのだとか考えると…。どんなに親しい人にでもあまり言いたくない気持ちはありますよね。エリコさんの頑張っている姿は素敵だと思います。少しでもそういう人が減ることを祈るばかりです。

  5. エリコ より:

    さっきー 様

    「ウィッグは、心から付き合っていける人を見極めるアイテム」
    私もそう思います。
    たしかに以前の会社にも、気がついていながら気がつかないフリをしてくれてた方もいました。
    こちらから何も言わない限り、そのことについては知らんぷりしてくれるのが、最も優しい対応だと思います。

    さっきーさんをはじめ、脱毛症や色々な病気なのに、前向きに明るくされている方が多くて驚きます。
    私はなかなか、そんなふうに考えられなくて…。
    恐らく、他人の「悪意」に過敏なのかもしれませんね。
    ポジティブシンキングになれるよう、少しずつ変わりたいです。
    コメントを、ありがとうございました。

  6. エリコ より:

    なつみ 様

    もちろん覚えてますよ。
    私も親しくしている人にも、優しくしてくれる人にも、できるだけ言いたくないという気持ちがあります。
    まずそのことを、冷静にサラリと話せる自信がありません。
    脱毛症になった経緯が、本当に辛い不幸話なので、泣いて泣いて、ぼろぼろになりながら話すと思うので、よほど腹の割れるの仲じゃないと無理だと思います。
    気軽にカミングアウトできる方がうらやましいですね。

    なつみさんのお友達は、何も言わずに一緒にいてくれるのですよね?
    そんなお友達を、大事にしてくださいね。

  7. Mominoki より:

    職場でどうするのか、仕事で知り合う、または再会する方々にどう説明しようか…。
    この病気(あえて病気と言わせて頂きます)はそれが大きな悩みになりますよね。

    私の場合、幸い主人と営む自営業でしたので、できるだけ公の場に出なくて良いようにしてもらっています。

    やむえず仕事関係の方とお会いする場合もありますが、幸い男性の方が多いので、私のショートボブのカツラを見て「あれ?随分短くされましたねー」なんて言われます。
    「あ、はい! 若返ろうかと思いまして」と冗談で返したり。
    時には「病気しまして、やむを得ず短くしました」と言うと、それ以上ツッコんでこなくなります。

    非常に安易な提案かもしれませんが、男性が多い職場を選ぶのも良い方法かと思います。
    女性が多いとやはりいろいろと….ね。

    • エリコ より:

      Mominoki 様

      私も、1度は男性しかいない職場を経験してみたいと思ってます。
      女性はやっぱり敏感で、他人をよく見ていますよね。
      異変に気がつき、関心を持てば追求し、つっこんだことを聞いてくるのも、ほとんどが女性な気がします。
      男性はいい意味で鈍感だし、「あれ?」と思ってもすぐに忘れてくれる気がします。
      そうじゃない男性ももちろんいるのでしょうけど、女性よりは圧倒的に少ないような。

      私の年齢を考えると、選り好みしている場合ではないのですが、でもまた嫌な思いをして辞めたくないので、慎重に探したいと思います。

  8. kamayu より:

    私も全身脱毛症です。ウィッグ生活です。会社ではカミングアウトしてません なった人にしかわかりませんよね、この苦しさわ!ばれたらばれた時って思うけど、はっきりした原因が自分でも わからないのに説明無理ですよね、眉毛もまつ毛もないから はやくちゃんとした薬できてほしいですよね、とにかく頑張りましょう‼︎

  9. エリコ より:

    kamayu 様

    同じ気持ちです。
    自分だって戸惑っているし、はっきりとした原因・治療法がわからないのに、人に何て説明していいかわからないですよね。
    こんなとてもデリケートな問題は、できれば他人には触れてほしくないです。
    いつか今よりもっと強くなったしても、私は会社等で自分からカミングアウトすることはないと思います。
    大事な人だけにしか話したくない。

    kamayuさん、コメントくださってありがとうございます。

     

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