ハゲで鬱で無職ですけど婚活してます

全頭脱毛症・鬱病・無職の3重苦をかかえて婚活をしている女のブログです

      

秘めた爆弾③

   

      

五十嵐さんのお母様の心の病気の話を聞いた後、私も自分の話をしました。
ついに病気をカミングアウトしたのです。

「実は、私もまだ話していないことがあって、聞いてもらえますか?」

コーヒーカップ

話を黙って最後まで聞いてくれた五十嵐さんは、多少の戸惑いこそあっても、そこまで驚いてはいないように見えました。
私もそうでしたが、「やっぱり、そういうことか。なるほどね。」と思ったのかもしれないですね。

五十嵐さんは私の病気のことも過去のことも、1度は受け入れてくれました。

「なかなか言えない気持ちは、ものすごくわかる。」
「お互い色々と大変だったね。苦しかったね。」
と言ってくれたのです。

そしてその場では、「お互いの負の部分をカバーし合って、これから一緒に頑張っていこう。」とは言ってくれたけど。

だけど私が思っていたような、「信頼関係がより強くなった」という感じは全くしませんでした。

お互い秘密も洗いざらい話して、お互いそれを受け入れたわりには、ギクシャクしていたというか。
五十嵐さんがどう思っていたかはわかりませんが、私側からは五十嵐さんが1歩引いたように見えました。

私自身は、五十嵐さんのお母様の話を聞いても、全く引くような気持ちは無かったので、ちょっと不安になりました。

結論から言うと、その不安は的中しました。

その日また1泊して地元へ帰っていった五十嵐さんは、再び3日ほど音信不通になったのです。
私は「いつものことだから。」とは思えませんでした。

でも今度は3日で電話をくれて、そしてこう言われました。

「やっぱり結婚は無理っぽい。難しい。自分の判断ではどうしようもできない。」

ああ、やっぱりな…。
やっぱり無理なんだな…。

目の前が真っ暗になり、私はもう、「なんで?」とか「どうして?」とか、詳しく聞くこともできませんでした。
五十嵐さんも、電話の向こうで、ほとんど無言です。

長くて重い沈黙に耐えかねて私は、

「わかりましたよ。仕方ないですよね。いいんです。じゃあ電話は切りますね。」

と言い、電話を切りました。

その後、「言い訳になるけど、話を聞いてほしい。」というようなメールがさらに来て、私は言い訳や結婚が無理になった理由など、本当は聞きたくなかった。

聞かなくたってわかりますから。
どうせご両親が反対したのですよね。

私のような過去と病気を持った者は、家系に傷がつくから、家柄に相応しくないから、体裁が大事だから。
だから結婚は無理だ。

そんな話など聞きたくなかった。

「一緒に頑張っていこう。」って言ってくれたのに。
私は五十嵐さんの全てを受け入れる覚悟があったけど、五十嵐さんは違った。

裏切られたような気持ちで、悔しかったし、悲しかった。

でも、無視し続けることもできなかった。
五十嵐さんにもきちんと言い訳をさせてあげないと、きっと後味の悪い思いをするだろうと思い、話しを聞くことにしました。

暗闇の中でスマホを持つ手

電話でも良かったのに、五十嵐さんはまた東京まで来ました。
お別れ前提で会うのは、本当に気持ちも足どりも、重いです。

特に五十嵐さんは毎回新幹線で来てくれますから、私は東京のはずれから中心部まで出て行かなくてはいけない。

かつて会うたびに心が弾んだ道中も、こんなにも憂鬱に感じるなんて…。

     

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